健康ア・ラ・カルト

県民の皆様へ健やかにお過ごしいただくための情報を掲載しています。

現代は高度な情報化社会といわれるようになり、県民の皆様や会員の医師の皆様にいち早く最新の医療情報をお届けし、その情報をご活用いただけるようにと、ホームページを開設しております。

医療や健康または制度に関する情報を的確にご提供し、県民の皆様と共有することから、よりよい医療環境の推進に努め、今後も皆様の健康のお役に立てるよう努力してまいります。

発刊のことば

鳥取県健康対策協議会

会長 長田昭夫

県民の健康保持増進を目的に設立いたしました鳥取県健康対策協議会が30周年を迎えました。これを記念して、県民の皆様にこの本を贈ることが出来るのを、大変嬉しく思います。

本協議会においては、日本海新聞に掲載した「健康教室」、「保健の窓」のシリーズをまとめたものを、昭和59年に「健康読本」、昭和61年に「続・健康読本」として発行しておりますが、その第3弾として、同じく日本海新聞に掲載した「保健の窓」、「健康なんでも相談室・鳥取県医師会Q&A」、更に「健康とっとり21」の内容を精選し、新たな視点で編集してこの度「健康アラカルト」としてまとめました。

現在、日本は経済危機に陥り、医療保険改革が行われようとしておりますが、何時の世も、「健康でありたい」と思う願いに変わりはありません。

また、寿命の延長のみでなく、如何に人間らしく生きるのかということも問われるようになりました。この本には、家族の保健について、赤ん坊から老人に至るまでのことが分り易く解説されています。県民の皆さんが、家族の健康を守るためにこの本を十分ご活用頂きますようおすすめします。

Ⅰ.健康セミナー

鳥取県医師会・新日本海新聞社が主催で行った「健康セミナー」の最近3年間の講演内容です。

Ⅱ.健康なんでも相談室

日本海新聞へ掲載した「健康なんでも相談室」と、鳥取県医師会館で開催している「公開健康講座」の内容です。皆様からのご相談もお待ちしています。

編集後記

鳥取県健康対策協議会(健対協)が30周年を記念して、県民の皆様の健康に役立つ本を出版することになりました。健対協では既に「健康読本」、「続・健康読本」を刊行しており、この流れを加味して、表題を「健康アラカルト」とし、副題を「健康読本シリーズ(3)」としました。

「ア・ラ・カルト」の訳(広辞苑)は「ホテル・料理店などで、客の好みに応じて供する料理。一品料理」です。お好みの料理を注文していただければ、美味しく食べられます。

「発刊のことば」は健対協会長で鳥取県医師会長の長田昭夫先生にお願い致しました。長田先生は健対協と共に歩まれ、その発展にたいへん尽力されました。

内容は三部構成にしました。第一部は鳥取県医師会・新日本海新聞社が主催で行っております「健康セミナー」の最近3年間のご講演内容です。第二部は県医師会の「健康なんでも相談室」と「公開健康講座」の中から適宜抽出しました。第三部は鳥取県が策定しました「健康とっとり計画」の概要です。健康寿命を延ばし、生活の質を向上させることを目的としています。

県民の皆様がこの小冊子を愛読され、曽孫とも和気藹藹と語り合える元気な体に成られることを期待します。

ご講演の先生、質問に回答の先生、編集委員ならびに編集にご協力いただきました方々に深謝いたします。

編集委員長 植木壽一