30代女性。眼科受診の際に「左目に老廃物があり、黄斑変性の前段階」と指摘されました。症状がなく経過観察中ですが、最近就寝前に左目だけで天井を見ると、中央に薄く黄色~黄土色の大きめな丸が見えることに気づきました。視線を動かすとついてきますが、消えている時もあります。次回は3カ月後の受診予定ですが、老廃物が数カ月で急激に増えて症状が進行している可能性はありますか。不安に思っています。
回答
見え方に変化があれば早めに担当医に相談を
相談内容から加齢黄斑変性の前段階としてみられる「ドルーゼン」と考えられます。無症状で進行がなければ経過観察が一般的でしょう。ただ、相談者は30代と若年で加齢性としては非典型的であるため、ほかの疾患(近視性、遺伝性、炎症性など)も含めた鑑別が重要です。
中心に薄い丸が見える症状は一時的であれば残像などの可能性もあり、必ずしも悪化とは限りません。黄斑部に水がたまり、腫れた時にも見られることがあるので注意が必要です。
ドルーゼン自体は通常ゆっくり変化しますが、新生血管の出現により病状が急速に進行する場合もあります。見え方の変化があれば予約を待たず早めに受診し、画像診断等で確認することが大切です。