20代男性です。1週間ほど前に風邪をひいてその後、息をしている時に一瞬鼻からたき火の煙のような焦げた臭いがすることがたまにあります。この臭いを自覚した日の前日に二日酔いで数十回吐き、鼻に嘔吐物が入りました。それが原因で「異臭症」というものになったのではないかと考えましたが、数日たっても治らないため、コロナではないかと心配です。どうすべきでしょうか?病院に行ったがいいでしょうか?
回答
副鼻腔炎の可能性
異臭症は鼻の粘膜上皮の炎症により、臭いの神経の一部に問題が生じて起こると言われています。症状としては「焦げた臭い」「ガソリンのような臭い」などの臭いが発作的におこり、ひどい時には日常の生活にも影響を及ぼすことがあります。
異臭症の原因を見つけるのは難しい場合が多いですが、今回は息をしている時に感じるのですから、副鼻腔(びくう)炎により鼻の粘膜上皮が傷ついて異臭症の原因になることがあります。1週間前の風邪がもとで副鼻腔炎になった可能性もありますから、まずは耳鼻科を受診して診てもらって下さい。レントゲン検査でほぼ診断がつきます。
コロナでは異臭症をおこすことはまずありませんので、そちらの方の心配はされなくても大丈夫です。