11月に息子の通う小学校で水ぼうそうが流行し、2年生の弟がかかりました。幸い、5年生の兄は水ぼうそうワクチンをしていませんが、かかっていません。流行を見ると、高学年の今からでも予防接種をした方が良いでしょうか。同居の70代の祖父は、水ぼうそうにかかったことがあるかどうか分からないと言っています。最近、大人でも同じようなワクチンがあって帯状疱疹用と聞きますが、水ぼうそうにも効くのでしょうか。
回答
どの世代も状況に合わせ予防接種を
水ぼうそうは幼児期にかかることが多い感染症ですが、未感染のまま大きくなると、発熱や発疹が強く出るなど症状が重くなりやすいことが知られています。学校で流行があった際、高学年の子どもでも水痘ワクチンを受けておくと、今後の発症をしっかり防ぐことができます。兄弟がかかった後でも、感染していない可能性は十分あり、接種の効果は期待できます。
同居している高齢の方については、帯状疱疹ワクチンは帯状疱疹を予防するためのもので、水ぼうそうの初めての感染を防ぐ働きはありません。過去に水ぼうそうへ感染したか不明な場合は、まず血液検査で抗体の有無(感染歴の有無)を確認します。もし未感染であれば、水痘ワクチンを接種することで重症化を防ぐことができます。どの世代でも、状況に合わせた予防が大切です。