50代女性です。1カ月くらい前から大便に白いものが混ざることがありましたが、最近血便もあります。外側だけに白いものがあり、粘膜のようですが、2、3日おきくらいにあります。大便の臭いを包んでいるようにも思います。胆汁の粘膜なのでしょうか。リーキーガット症候群と言われたことがあり、体臭がひどいと思います。自分では不明です。昨年、胃カメラ、大腸カメラ、血液検査では貧血のみで異常はありませんでした。病院で体臭がひどいことを相談しましたが、貧血治療は婦人科に誘導されました。消化器内科に行くのをためらっています。白いものの正体は何でしょうか。消化器内科に行くべきでしょうか。
回答
消化器内科で相談を
便の外側に付着する白いものは、腸から分泌される粘液である可能性があります。正常な状態でも見られるものですが、腸の炎症、感染、過敏性腸症候群(IBS)、ポリープ、潰瘍性大腸炎など、さまざまな原因で見られることもあります。
血便がある場合は、腸管内での出血が関与している可能性があり、炎症性疾患や腫瘍なども含めて、消化器内科での精密検査が必要です。昨年の内視鏡検査で異常がなかったとのことですが、症状が新たに出現・変化している場合は再評価が望ましいです。
リーキーガット症候群と体臭の関係は、はっきりと医学的に証明されているものではありません。体臭が気になるようであれば、一度皮膚科を受診するのが良いと思われます。