県内におけるインフルエンザの流行開始について
平成26年1月15日に、「県内でのインフルエンザの流行開始」が発表されましたのでお知らせ致します。鳥取県の感染症発生動向調査による平成26年第2週(平成26年1月6日~12日)のインフルエンザ定点あたり患者数が、流行開始のめやすである「1」を超え2.52人となりました。下記のように東部地区を中心に患者数が増加しており、今後の流行状況に注意が必要です。
国内においても、平成25年第51週(平成25年12月16日~22日)に、定点あたり患者数が1.39人となり「流行シーズン入り」が発表されております。
記
1)患者定点医療機関からの報告
第2週(平成26年1月6日~平成26年1月12日)の定点あたり患者数 2.52人
〔東部地区(3.50人)、中部地区(2.67人)、西部地区(1.36人):報告患者総数73人〕
2) 集団感染事例、学校の臨時休業の報告(1月15日現在)
東部地区で1つの集団感染事例、西部地区で1つの集団事例及び3つの学校臨時休業の報告があります。
<参考>
○ インフルエンザの流行状態を把握する指標
定点あたり「1」以上の「流行開始のめやす」
定点あたり「10」以上の「注意報」、
定点あたり「30」以上の「警報」の3つがあります。
○ 県内の定点医療機関:29の小児科・内科の医療機関(東部12、中部6,西部11)
○ 定点あたり患者数とは、1週間にインフルエンザで定点医療機関を受診した1定点あたりの患者数(県全体で29名の患者数報告時に、定点あたり患者数が1名となる)
○ 鳥取県のインフルエンザ対策
http://www.pref.tottori.lg.jp/influ/
○ インフルエンザ(NIID 国立感染症研究所)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flu.html
○ インフルエンザ対策(厚生労働省)
○ インフルエンザの発生状況について(流行シーズン入り)
(平成25年12月27日 Press Release/厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/houdou20131227-01.pdf