Joy!しろうさぎ通信『無理をしすぎない毎日を ─ワーク・ライフ・バランス制度を利用して─』

鳥取市 ウェルフェア北園渡辺病院  田 中 暁 子

私がウェルフェア北園渡辺病院に勤務させていただいてからもうすぐ16年目に入ろうとしています。ここに勤務する前は、長女・次女の出産・育児と主人の転勤もあり、いったん仕事を休んでいましたが、主人の転勤で兵庫県から鳥取に戻ってきた時に、ウェルフェア北園渡辺病院の院長先生から声をかけていただき、勤務させていただくこととなりました。

勤務当初は、長女・次女は幼稚園に通っており、まだまだ手がかかる年齢でしたし、そして、その後、三女・四女の出産・育児もありましたので、勤務当初から今に至るまで、勤務時間はフルタイムではなく、短くしていただいております。それでも、子供の急な病気の時などには仕事を休ませていただかないといけませんでしたし、その時々の家庭環境の変化に合わせて、勤務日や勤務時間などの勤務スタイルも変更していただきながら、現在まで勤めてまいりました。

家庭では、家事だけでなく、学校の役員や地域の町内会の役員、子供会の役員などの仕事もありますし、子供の学校の送り迎えや習い事の送り迎えなどもあり、病院の勤務が終わって家に帰っても、ゆっくりする時間はなく、いつも時間に追われているような生活を送ってきました。

しかし、仕事と家庭の両立がうまくできているというようなえらそうなことではありません。主人が全然文句を言わないのをいいことに、私は家では家事はたくさん手抜きをしていますし、しないといけないことも後回しにしていることも多く、他の家庭に比べたら多分かなり適当にしていると思います。自分の中では、良く言えば、頑張りすぎないようにしているんだと言い訳にしていますが…。

子供に対しても、長女の子育ての頃は、はじめての子供ということで、いろいろなことが心配で気になり、今思えば、神経質すぎるくらいの関わりで接していたような気がしますが、次女・三女・四女と子供が増えるにつれてだんだんと余裕もでてきたというか、手を抜くことを覚えたというか、今では、子供に対しては『手をかけず、目をかける』方針で、ゆったりと関わるようにしています。

ウェルフェア北園渡辺病院に勤務させていただいてから今まで、子育てが忙しい時期でしたが、現在まで無理なく仕事を続けてこられたのは、ワーク・ライフ・バランス制度の利用と、院長先生をはじめ病院の先生方や、病院のスタッフの皆さまに支えていただいたためと感謝しております。そして家族の理解と支えにも感謝しています。

これからも仕事も家庭も大切にしながら、無理をしすぎない毎日を心がけて、私なりに頑張っていこうと思っています。